メッツは26日(日本時間27日)に藤浪晋太郎投手(30)をメジャー出場の前提となる40人枠から外したと発表した。事実上の戦力外通告で、今後はウエーバーで獲得を希望する球団がなければ、自由契約、マイナーで残留などの措置が決まる。
オリオールズから移籍した今季はオープン戦から不振で開幕を傘下マイナー3Aのシラキュースで迎えた。3Aでは14試合に登板して1勝0敗、防御率10・95。12回1/3で27四死球と制球難を解消することができなかった。直近では24日(同25日)のバッファロー戦に5回から2番手で登板して2/3回を投げ、無安打ながら4四球で2失点、1三振だった。
藤浪は昨年、阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスに入団、同年7月19日にオリオールズに移籍。今季メッツに入りした。メジャーでは64試合で7勝8敗、2セーブで防御率7・18。
この日、肩を痛めて負傷者リスト(IL)に入っていた千賀滉大投手(31)が本拠地でのブレーブス戦で今季初登板。明暗を分ける形になった。