パ・リーグ首位を快走するソフトバンクは２６日のオリックス戦（みずほペイペイ）に５―１の快勝を収め、貯金を２７とした。投打ががっちりかみ合って、後半戦初戦を制した。初回に山川、正木の２ラン２発で幸先よく４点を奪って主導権を握ると、投げてはスチュワートが７回途中１失点で５勝目を挙げた。
ピンチを招いて７回を投げ切ることはできなかったが、６年目右腕が自身４連勝。「早いから野手のみなさんが援護してくれたおかげで、楽な気持ちで投げられた」と周囲に感謝しつつ、後半戦初戦で大役を果たした安堵感をにじませた。
大事な一戦を託した小久保監督は試合後「ある意味ローテの軸として期待して送り出している投手なので、ある程度計算できるかなという姿になってきている」とたたえた上で「ぜいたくを言えば、あとはスタミナというところ」と２４歳にハッパをかけていた。