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【RIZIN】皇治 来場予定ライアン・ガルシアへの〝暴挙〟予告「俺は怒らせる天才ですから」

東スポWEB 2024年7月27日 5時24分

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)で芦澤竜誠(29)と対戦する〝世界の田中〟こと皇治(35)が言いたい放題だ。リベンジ戦に向け自信満々なのはもちろん、来場するとみられるボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(25=米国)への〝暴挙〟を不穏予告。さらに注目カードの朝倉未来 vs 平本蓮などにも言及し、皇治節をさく裂させた。

皇治は昨年4月にキックルールで判定負けを喫した芦澤を相手に、MMAルールでリベンジ戦に臨む。だが、悲壮感はなく「圧倒的に勝ちたいですね。打撃もハッキリ言って負けた気はしていないので」と自信満々だ。青木真也の援護も受けて準備をしてきたが「アウトボクシングをしてくるのは分かっているので、それをさせへんようにしますよ。真也ともそういう練習ばっかりしてましたから…」と不敵な笑みを浮かべた。

さらに返す刀で、今大会に来場予定のボクシング界のトラブルメーカー、ガルシアを切りつける。皇治は「芦澤に勝ってガルシアの頭をはたいたる」と公言しているが、その狙いはもちろん、リング上で対角に立つことだ。そのための〝戦術〟は完成しているといい「俺は怒らせる天才ですから。はたくのも本気ですよ」とニヤリ。さらに「根性あるならMMAなりキックでやったらいいし。まあ、ないからボクシングになるんでしょうけど。マルコメ(フロイド・メイウェザー)がなかなか来ないなら面白いんやないかと」と続けた。

回転が上がってきた皇治は、ボクシングの元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオvs安保瑠輝也にも言及。パッキャオ有利は揺るがないとしつつも「12ラウンド(R)なら間違いなくパッキャオやけど、今回は3Rやから。瑠輝也にも勝機はあるんちゃうかなと思うんすよね」と、キック特有のハイペースで戦えば大番狂わせもあるとみる。

安保が体格で勝ることもあり「パンチの強さはパッキャオかもしれへんけど、体の強さは瑠輝也だと思う。瑠輝也は勢いに乗ってますから、面白いんじゃないか?」と、世界を驚かせる金星に期待を寄せた。

注目のメインカード、朝倉未来 vs 平本蓮には「未来有利でしょ」と断言する。もともと未来有利としていたが、今回5分5Rになったことが追い風になるとして「消耗戦になったら最後は打撃にならへん。組みが強いヤツが有利になるから。それに未来は最近、気持ち的に晴れてるように見えるんでね」とサングラスを光らせる。

この試合の勝者には「ラストマン・スタンディング」という新王座のベルトが送られるが「未来は勝てば、あのベルトを俺にくれるって言うてましたからね。そうなったらあのベルトは俺のものやし。でも、もし平本が勝ったら、俺とラストマン対決やね。ベアナックルでもええよ」と都合よく話した。

波乱必至の大一番。どこまで〝モテてしゃあない男〟の皮算用通りとなりますことやら…。

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