約5年ぶりとなる米WWE日本公演「WWE Super Show Tour」で、悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが大活躍。凱旋試合で日本のWWEユニバース(ファン)を魅了した。
25日の大阪大会でWWE日本公演に初出場したイヨは、急きょ組まれた第1試合で女子世界王者リブ・モーガンに挑戦して敗北。さらに第4試合ではダメージCTRLの仲間と大暴れし、ダブルヘッダーを果たした。翌26日の東京・両国国技館大会1日目でも第2試合で再びリブに挑戦。得意のムーンサルトをさく裂させるも、王座取りはかなわなかった。
さらにこの日も第4試合でダメージCTRLのカイリ・セイン、ダコタ・カイに加え、今年のMITB覇者で新星のティファニー・ストラットンと組み、里村明衣子、ビアンカ・ベレア、ジェイド・カーギル、さらに元ダメージCTRLのWWE女子王者ベイリー組と対戦した。試合中盤ではイヨが、4月に最高峰王座を奪われたベイリーと激しい火花を散らした。
イヨがドロップキックを放つとベイリーに腕十字を決められ、もん絶する場面も。その後もカイリとの合体ダイビングエルボーを投下して躍動したが、自軍のダコタが里村につかまると一気に流れを奪われる。最後はダコタが里村スコーピオライジングを決められ、3カウントを献上した。
2日間で4試合という獅子奮迅の働き。〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟は、凱旋大会で強烈なインパクトを残した。