パリ五輪に参加している英国選手団から選手村の食事に関するクレームが飛び出した。
英国オリンピック委員会CEOのアンディ・アンソン氏は同国紙「タイムズ」に「卵、鶏肉、特定の炭水化物など、特定の食品が不足している。さらに、アスリートたちに生肉が提供されるなど、食事の質にも問題がある。劇的な改善が必要だ」と語った。
さらに同氏は「選手たちは(パリの)クリシーにある(英国の)パフォーマンスロッジで食事をすると決めた。予想をはるかに上回る需要があり、別のシェフを呼ばなければならない」とシェフを増員するという。
フランスといえば美食の国とされ、パリ五輪はミシュランのシェフが選手村で食事を提供するとされていた。その一方で、〝英国の食事は…〟といった評価が一般的だが、量の不足は深刻な問題だった。
韓国選手団も3年前の東京五輪に続いて現地で給食センターを開設し、選手団に食事を提供している。