脳科学者の茂木健一郎氏が27日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。パリ五輪の開会式を絶賛した。
26日(日本時間27日)に開幕したパリ五輪。開会式は、過去の大会とは異なり、選手団はセーヌ川で船に乗って入場行進。演出ではマリー・アントワネットと思われる自分の生首を持った女性が登場したり、ほぼ全裸のアーティストが情熱的に歌うなど、〝大胆演出〟を盛り込んだ斬新な式典となった。
この式について国内外問わず賛否を集めている状況で、茂木氏は「パリ五輪の開会式、ここまで自由にやっていいんだという開放感があってすばらしい。形式化、マンネリ化していたのがすべて吹っ飛んだ感じ」と絶賛だ。
さらに「考えてみると、近代オリンピックの創始者、クーベルタン男爵はフランスの方で、IOCの第一公用語はフランス語。『創業家』だからこそ五輪を再定義できる」と現代の五輪に深く関わるフランスだからこその演出だったと指摘した。
また「なんでもありのパリ五輪の開会式を見ていると、人間は本来もっと自由でぶっ飛んでいいんだ、いろいろやっちまえよ、と思えるね(笑)」と再び賛辞を述べている。