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SKE48・大村杏が進学せずにアイドル一本を選択した理由「今、頑張ることはSKE48の活動」

東スポWEB 2024年7月27日 18時12分

アイドルグループ「SKE48」の大村杏(18)の人気が急上昇中だ。5月に研究生から正規メンバーに昇格した大村は7人組ティーンズユニット「ミミフィーユ」のメンバーとしても活動を開始。アイドル活動に全力投球する18歳の思いに迫った――。

「大学に進学しようとは一切思いませんでした。高校の友達は大学入試を頑張っていたけど私は今、頑張ることはSKE48の活動だと思ってましたから」。今年3月に高校を卒業した大村は進学はせず、アイドル活動一本を選択した。グループ活動にかける熱い思いの表れだった。

大村は2022年3月に11期生オーディションに合格。高校2年生となった直後の4月5日にSKE48劇場でお披露目された。グループに入ったばかりのころはレッスン漬けの毎日。「高校とSKE48の両立は思っていた以上に大変でした。高2の途中で芸能活動をしやすい学校に転校したんです。学校かSKE48かでは自分の中で圧倒的にSKE48の方が大事だった。もっとSKE48に時間を使いたいという思いが強くて…。学校も楽しかったですけどSKE48にかけたいと思ったので決断するのに時間はかからなかったです。転校してからはSKE48に集中できて活動しやすかったです」と1年目からアイドル活動に全力投球できる方法を模索していた。

なぜ、そんなにSKE48の活動に熱くなっていったのか?「本当に私に合っているなと思うんです。それまで自分が人生をかけようと思うことや全力で頑張ろうと思ったことがなかったのですがSKE48は違いました。名古屋に劇場がありますし、歴史もあるグループ。がむしゃらに踊る先輩方の姿を見て熱くなれるグループだと思いました。だからSKE48に入って本当に良かったと思います」。ダンス経験は全くなかったが、同期と一緒に時間があればレッスン場で汗を流した。「SKE48はやっぱり劇場公演が魅力。熱さを体感できるのが劇場のいいところなんです」。ステージに立つため、練習を重ねた。

努力のかいあって今年1月28日にスタートした研究生による「制服の芽」公演では大村がセンターポジションを任された。初日は家族も劇場で観覧。「センターに立っている私を見ておばあちゃんは泣いていました。めちゃくちゃ悩んでいた時期におばあちゃんの家に行って泣きながら相談したこともあったので…。そんな姿を見ている家族だからこそ喜んでくれたんじゃないかと思います」。家族のサポートも大村がアイドル活動に打ち込む原動力となっている。

4月に発表されたティーンズユニット企画(10代のメンバー候補18人の中から、ファン投票で7人を選びユニットを結成)では3位にランクイン。10月2日に発売される33rdシングルではティーンズユニット「ミミフィーユ」の楽曲がカップリングとして収録される。「ティーンズユニットには8期生の倉島杏実さん、9期生の中坂美祐さん、そして私たち11期生の5人が選ばれたのですが、私は倉島さん、中坂さんとは同い年で一緒にテーマパークに行くぐらい仲がいいんです。年齢的にも真ん中だし、みんなをつなぐ役割を果たせればいいなと思っています。ちゃんとチームになれるように、私は盛り上げ担当なのでどんどん盛り上げていきたいです!」と新たな活動にも意欲的だ。

5月には研究生から正規メンバーに昇格し、チームSに所属となった。「先輩方が常に優しく接してくださって本当に温かいチームです!リーダーの松本慈子さんを筆頭にどんな時もみんなで上を目指して意見を出し合うところが熱くて好きです」と早くもチームに溶け込んでいる。正規メンバーになってさらにSKE48を盛り上げたいという思いが強くなったという大村は力強くこう語った。「SKE48をもっと知ってもらうことが目標です!いずれはバンテリンドームに立ちたいですし、その時には中心メンバーになっていたいという目標もあります。有言実行できるようどん欲に活動していきたいです!」。

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