格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)の公開計量が27日に都内で行われ、来場が噂されていたボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(25)が姿を見せた。
計量が始まる直前、ガルシアは会場にスタッフを引き連れて登場した。詰めかけていたファンから「ガルシアー!」と声をかけられると手を挙げるなど上機嫌。RIZINスタンディングバウト特別ルールで安保瑠輝也と対戦するボクシング元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(45=フィリピン)と握手を交わすなど穏やかだった。
しかし、その表情を変えたのが皇治の行動を受けた瞬間だ。芦澤竜誠と対戦する皇治から、計量クリア後のフェースオフ後に壇上から「やったるで」的な挑発を身ぶり手ぶりで受けた。最初は笑顔だったガルシアだが、徐々に表情を曇らせると皇治に歩み寄ろうとしてスタッフに止められる一幕も…。事前から「頭をひっぱたく」と予告していた皇治の行動にガルシアが〝乗った〟形だが、果たしてこの先に何があるのか。
その後、計量の最後にマイクを持ったガルシアは「今回は旅行で日本に来ていますが、東京でこうして格闘技見れるの楽しみにしてます。パッキャオの試合も見られるので楽しみです。明日はPPVを買いましょう。買わない人は頭がおかしいと思います」と、アピールしていた。