ボートレース徳山のGⅢ「サッポロビールカップ」は27日、準優勝戦が行われた。
上條嘉嗣(34=大阪)は準優10R、インから先マイも3コース杉山裕也のまくり差しに屈し2着での優出。それでも「1Mのターンミスは痛恨。伸び返したしタイムも出ていた。納得しているけど、中堅上位くらい。まくるのは無理そうなので、かかり、初速を求めて展開を突ける足にする」と舟足はまずまずだ。
今回の優出で5月児島から7節連続優出1Vの好調ぶり。その土台となっているのが入念なペラ調整だ。「時間をかけてペラを煮詰めている。その方がエンジン出しは手っ取り早いし、ペラやらないと勝てない。それが好調の要因なのかもしれませんね」と妥協せずにプロペラと向き合っていることが近況の好結果にもつながっている。さらなる上積みを図り、最終決戦に臨む。