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【RIZIN】RENA 女子格闘技の未来見据え…ケイト・ロータス戦へ「華とインパクトを見せなきゃ」

東スポWEB 2024年7月28日 5時35分

女子格闘技を絶やすな。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)でケイト・ロータス(26)と対戦するRENA(33)が、危機感を抱いている。

大みそか大会に並ぶビッグマッチとなる「超RIZIN」だが、女子の試合はRENA vs ケイトの1試合のみ。通常のナンバーシリーズでも女子の試合は減少傾向にあり、かつてRIZINの屋台骨だったジョシカク(女子格闘技)は岐路に立たされている。

そのため、2015年末の旗揚げから参戦してきたRENAは「これからのRIZINに女子格闘技が必要か否か、というのを決めるのに大きくかかわってくる大きな試合なのかなとも思います」と、この一戦を位置づける。その上で「いいカードがそろっている中でどう目立つことができるのか。女子ならではの試合と華とインパクトを見せなきゃいけないと思っています」と強い決意を示した。

自身の進化にも手応えをつかんでいる。この試合に向けてタイに飛び「タイガームエタイジム」で5か月のファイトキャンプを行った。「いろんな練習もできて、コンディションもすごくいいです。あれをやってもよさそうだな、これもいいなっていうのが何個も出てきて…」と成果を口にする。

しかも、近年はいわゆる〝未知強系〟外国人選手との対戦が多かったが、今回は違う。「相手が謎の外国人じゃないので、そのへんの恐怖心がないですね」と笑顔。日本国内を主戦場にするケイトが相手だけに、資料をもとに対策を練ることができたという。

「対策練習もしっかりして、いろんな練習もできたので、いろんなことが試せるいい機会なのかなとも思います。強いて言えば、不安がないのが不安ですけど。でも不安がなくなったら負けちゃうと思うので、いい緊張感を持てていると思います」

ケイト戦に快勝し、目指すは伊澤星花の持つRIZIN女子スーパーアトム級王座奪取だ。「そこがどうなるかは、RIZIN次第ですけど。希望としては、そこにたどり着けるようにしたいです」。ジョシカクブーム復活と〝絶対女王〟の復権はなるか――。

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