女子プロレス「スターダム」の〝超新星〟天咲光由（２２）が、真夏の祭典「５★ＳＴＡＲ ＧＰ」（８月１０日、横浜で開幕）初出場を決めた。
６月代々木大会での「大江戸隊」と「クイーンズ・クエスト（ＱＱ）」の最終決戦で敗れ、ＡＺＭ、妃南、レディ・ＣとともにＱＱを追放された。２７日の札幌大会（シャトレーゼ・ガトーキングダムサッポロ）初日ではスターライト・キッド、ＡＺＭ、鈴季すず、星来芽依との新ユニット「ネオジェネシス」が本格始動。札幌大会２日目では「５★ＳＴＡＲ ＧＰブルースターズＡブロック出場者決定トーナメント」の決勝で、「ゴッズアイ」入りを表明したレディと対戦した。
試合では序盤から攻めの姿勢を貫いた天咲だったが、レディのジャイアントスイングにつかまるとピンチに。その後、エルボー合戦で火花を散らすと、スイング式ＤＤＴで反撃に成功した。レディにチョークスラムでマットに叩きつけられながらも、最後は天橋立（変型エビ固め）で逆転の３カウントを奪取。リーグ戦出場権を獲得した。
２０２２年３月のデビューから約２年４か月で初出場を決めた天咲は「５★ＳＴＡＲ出場、無事決定しました！ イエーイ！」と大喜び。同じブルースターズＡブロックには安納サオリ、朱里、キッド、ジーナ、コグマ、ＡＥＷのアナ・ジェイがエントリーしている。
強豪がひしめくが、勢いに乗る超新星は「私、前の天咲光由ではなく、ネオ天咲なので。全員をぶった切って、出るからには優勝目指していきたいと思います」と目をぎらつかせた。