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米17歳の撮り鉄ユーチューバー 〝クレイジーな映像〟を撮るため列車を脱線させる

東スポWEB 2024年7月28日 16時22分

米国の17歳の撮り鉄ユーチューバーが〝クレイジーな映像〟を撮るためだけに列車を脱線させ、起訴された。米メディア・KOLNテレビが先日、報じた。

米撮り鉄のユーチューブチャンネル「キャピトル・シティー・レール・プロダクションズ」が3か月前、「ネブラスカ州ベネットで、荷物を積んだBNSF(貨物鉄道会社)の列車が衝突し脱線! 今まで撮った中で最もクレイジーなビデオです!」というタイトルで、〝脱線事故〟の映像をアップした。他の動画の再生回数は数百回だが、この動画は50万回近く再生されている。

動画の説明として「魅惑的な映像と手に汗握るナレーションを通して、金属と金属がぶつかる轟音と、奇跡的に無傷で済んだ乗務員の生還を目撃してください」と記している。

4月21日にベネットで発生した貨物列車の事故で、走行していた貨物列車が線路上に停車していた空の貨物列車に衝突し脱線した。被害は35万ドル(約5380万円)に上った。ユーチューブチャンネルを運営する撮り鉄の17歳の少年が事故の瞬間を撮影。この少年は脱線事故を最初に通報し、現場に駆け付けた捜査官に映像を見せ、地元のニュース局にも動画を提供していたという。

しかし、この少年が列車の脱線事故を起こしたとして、2件の器物損壊罪で起訴された。分岐器の位置を変え、脱線事故を引き起こしたとされている。

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