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東京五輪銅・野口啓代さんが語る五輪初戦の難しさ「雰囲気に緊張して2日間寝られなかった」

東スポWEB 2024年7月28日 16時51分

東京五輪のスポーツクライミング女子複合で銅メダルを獲得した野口啓代さん(35)が、五輪初戦の難しさを語った。

26日に開幕したパリ五輪は、各競技が本格的にスタート。柔道女子48キロ級の角田夏美(31=SBC湘南美容クリニック)が日本勢第1号の金メダルを獲得した。しかし、メダル候補と期待されていた体操男子の橋本大輝(22=セントラルスポーツ)が得意の鉄棒で予選敗退。卓球の混合ダブルスでは張本智和(21=智和企画)、早田ひな(24=日本生命)組が初戦敗退するなど波乱が相次いだ。

28日に都内で行われたKDDI×パリオリンピックコラボイベント「auアスリートパーク」のトークイベントに出席した野口さんは、これらの結果を見て「五輪は五輪なんだなと思った。これまでの実績とか経験や前評判が筋書き通りにいかない」と印象を語った。その要因を「パリはアウェー感が強い。時差や気温も(日本とは)全然違う」と指摘する。

野口さん自身も、東京五輪では五輪特有の緊張感を経験したという。「五輪の雰囲気に緊張して2日間寝られなかった。準決勝が終わった日にようやく寝られた」と当時を振り返る。

だが、競技はまだ始まったばかり。選手団に向け「つまずいた時が一番気持ちが表れる瞬間。このままでは終わらないと思っています」と日本からエールを送った。

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