格闘技イベント「超（スーパー）ＲＩＺＩＮ．３」（２８日、さいたまスーパーアリーナ）で、ケイト・ロータス（２６）がＲＥＮＡ（３３）に２ラウンド（Ｒ）４分１８秒ＴＫＯで敗れた。
〝謎の美女ファイター〟と呼ばれるＲＩＺＩＮデビュー戦のケイトが〝ツヨカワクイーン〟と呼ばれる日本女子格闘技のレジェンドＲＥＮＡに挑んだ新旧〝べっぴん対決〟。序盤から距離を取っての打撃の攻防が続き、打撃と得意とするＲＥＮＡに対し、ケイトも引かずに応戦した。
だが、２Ｒに入るとＲＥＮＡが優位に立ち、ケイトはコーナーに押し込まれて連打を浴びる。それでも体を入れ替えてパンチを打ち返すなど抵抗するが、再び体を入れ替えられて次々とパンチを被弾。そして、たまらず両手で顔を覆うほどに追い込まれると、レフェリーが試合をストップ。顔面に無数の傷をつくったケイトは号泣しながら退場した。
インタビューでは、まず「悔しいです」と言葉を振り絞ったケイト。ＲＥＮＡについては「思いのほか首相撲が強かった」と語り、「逆に１Ｒ目で自分の距離で打撃とかを当てられたので、過信じゃないですけど、いけるやんと思ってしまった」と振り返った。
今後については「まあやっていくしかない。まだまだ歴としては浅いので、何があかんかったか反省会もしたので、つくり直して、またＲＩＺＩＮに出られるように練習していくだけです」と前向きにコメント。
最後は「応援していただいてるみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱい。でも自分は絶対折れないので。よかったらまた応援していただけるとうれしいです」と涙をこらえながら誓った。