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【柔道】号泣の阿部詩にファンから悲しみの声「本当に切ない」会場のウタコールにも「泣ける」

東スポWEB 2024年7月28日 19時33分

【フランス・パリ28日発】柔道女子52キロ級で東京五輪金メダルの阿部詩(パーク24)の早すぎる終戦に、ファンから悲鳴が上がっている。

パリ五輪の同階級(シャン・ド・マルス・アリーナ)の初戦は長野出身の出口ケリー(カナダ)に一本勝ちした詩だったが、2回戦で悲劇が待っていた。2分過ぎに内股で技ありを奪って優位に進めるも、3分過ぎに谷落としで背中から落ちた。直後の詩はぼうぜんとした表情を浮かべ、畳から降りると崩れ落ちて大粒の涙を流した。

まさかの結末に多くのファンが反応。「うたちゃん…」「本当によく頑張った。一生懸命やってきた分だけ涙がでるよね」

「めっちゃ号泣してる…信じられん」「負けた後の号泣が本当に切ない」などの悲しみが広がっている。

試合後にはしばらく動けなかった詩に対し、会場からは「ウタコール」が沸き起こった。多くの観客が拍手とスタンディングオベーションで「ウータ、ウータ」と健闘をたたえた。涙の止まらない詩は関係者に支えられながら、会場を後にした。

このコールには「フランスの観客めちゃくちゃ優しいね。負けて泣いてる阿部詩ちゃんに詩コールと拍手」「力が入らなくて立てなくて泣いている詩ちゃんに、会場ではウタコール。優しさに満ちた時間が流れた…」「詩コールに私も泣けてきた」など感謝の声が目立っている。

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