新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」28日福岡大会のBブロック公式戦で、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介、29=AEW&DDT)がNEVER無差別級王者のHENARE(31)から3勝目を挙げた。
ともに驚異的なタフネスを誇るHENAREとの公式戦は、壮絶な肉弾戦となった。竹下は一歩も譲らない打撃戦からジャーマン、リバースフランケンシュタイナーを決めるが、走りこんだところにカウンターのランペイジを浴びてしまう。
それでもStreets of Rageだけは許さない。ラリアートからブルーサンダーを決めると、ヘッドバットにカウンターのエルボーを発射。ジャンピングヘッドバットから再びStreets of Rageを狙われたが、逆にフィッシャーマンズバスターで叩きつける。最後は垂直落下式ブレーンバスターからレイジングファイヤーで激闘に終止符を打った。
竹下は「HENARE、ここまで4試合、お前が一番ぶれない強さを感じたよ」と対戦相手をたたえた一方で、今大会におけるもう一つの目的を告白。「俺にはな、米国にメンターがいるんだよ。そのメンターからこの竹下幸之介がこれからのプロレス界、先頭で引っ張って行くように託されちゃってんだよ。もっと言えばストロングスタイル託されちゃってんだよ。そのメンターが誰か? それはまだ教えられねえな。イャアオ!」と、WWEのスーパースター・中邑真輔のポーズを決めていた。