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【名古屋場所】隆の勝 初優勝逃すも手応え「横綱と千秋楽まで争えたので自信になった」

東スポWEB 2024年7月28日 21時0分

あと一歩だった。大相撲名古屋場所千秋楽(28日、愛知県体育館)、元三役の幕内隆の勝(29=常盤山)が横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)との優勝決定戦に進出したが、寄り切りで黒星。初優勝を逃した。

本割では新関脇大の里(二所ノ関)を破って12勝目(3敗)を挙げた。2敗の照ノ富士が大関琴桜(佐渡ヶ嶽)に敗れたため、決定戦に進出。しかし、惜しくも初の賜杯に手が届かなかった。

取組後は「まさか横綱が(本割で)負けるとは思ってなかった。負けは負けだけど、横綱と千秋楽まで争えたので自信になった。めちゃくちゃ悔しいけど、そういう経験ができただけで自信になりました」と唇をかんだ。

14日目の取組で照ノ富士を撃破し、金星を挙げた。自身3度目となる敢闘賞も受賞できた。秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けて「三賞は? 久しぶりだからうれしい。優勝は簡単にできないし、またチャレンジします。三役まで戻りたいし、また稽古して頑張ります」と活躍を誓った。

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