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【RIZIN】皇治 芦澤竜誠に完敗でノーコメント帰宅…セコンド青木真也「引退するしかないんじゃないか」

東スポWEB 2024年7月28日 21時50分

格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(28日、さいたまスーパーアリーナ)で〝世界の田中〟こと皇治(35)が〝キック界のナマズ〟芦澤竜誠(29)に判定負けした。

皇治はセコンドの〝バカサバイバー〟青木真也らと共に入場し、ラップに合わせて踊りながら入場する芦澤を待った。1ラウンド(R)は低く構えて右のパンチを放ったが、芦澤にカーフキックを返される。2Rも前に出て積極的にパンチを放ったが致命傷には及ばず、芦澤に返された攻撃を顔面に受ける場面も見られた。

それでも最終3Rは序盤に左フックをヒットさせて尻もちをつか競ることに成功。さらにラッシュを仕掛けたが立ち上がられた。するとここから芦澤に押し返される展開になる。ともに疲労困ぱいの様子になるも芦澤の打撃を顔面に受けて流血に追い込まれた。

試合は判定に持ち込まれたが、皇治により大きなダメージがあったことは明らかで結果は判定3―0で芦澤に軍配が上がった。だがその激闘は「ABEMA PPV」などの配信で解説を務めた高阪剛も「素晴らしいMMAでした。2人にしかできない〝何か〟がリング上にありました」と話したほどだった。皇治は芦澤の「KOしたかったんだけど、まあでもRIZIN史上一番、皇治のこと殴ったでしょ。今回練習足りなかったな。皇治選手めちゃくちゃ頑張ったと思うので。皇治選手引退しないでください。めちゃくちゃかっこよかったです」との言葉を背にリングを降りる。戦前はボクシングの元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシアの挑発を予告していたが、この結果ではさすがにかなわなかった。

その後、皇治は傷心のためかコメントスペースに姿を見せず、そのまま会場を後にした。セコンドを務めた青木は「このまま引退するしかないんじゃないか?」と声をしゃがれさせたが、一体どうなるか…。

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