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【ソフトバンク】特大16号の山川穂高に完全復活の兆し 「5月以来の出来事」とは

東スポWEB 2024年7月28日 22時20分

パ・リーグ首位を独走するソフトバンクは28日のオリックス戦(みずほペイペイ)に4―1の快勝。同一カード3連勝で貯金を今季最多タイの29とし、2位ロッテとのゲーム差は「11」に拡大した。

不動の4番に当たりが出てきた。今宮の殊勲打2本などで逆転して迎えた2点リードの7回、山川穂高内野手(32)がリーグ単独トップの16号ソロで貴重な追加点をもたらした。2番手・鈴木の代わりばな、3球目の真ん中高めツーシームを強振。打ち出し角度33度、打球速度176キロ、飛距離130メートルの申し分ない大飛球が鷹党で埋まった左翼席中段に着弾した。「自分のスイングで、いいバッティングができました」。山川らしい放物線だった。試合後、小久保監督は「山川にしか打てないような打球の速さと角度だった」と言及。「久しぶりに会心のホームランでしたね」と絶賛した。

これで後半戦開幕カードの3試合で2発。5試合以内に次の一発が出たのは、実に5月以来だった。弾道と頻度――。確かな兆しが見えてきたと言えるかもしれない。数字だけでは決して測れない「不動の4番」としての役割を担っている。ただ、本人は愚直に「結果」を求めてきた。背中を押す一発に違いない。夏本番を迎え、チームにとっても頼もしい快音が本拠地に響いた。

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