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【スケートボード】14歳・吉沢恋が金 父・功さんに感謝「パリで一番高いところに立てたよ」

東スポWEB 2024年7月29日 3時55分

パリ五輪のスケートボード女子ストリート(28日=日本時間29日、コンコルド広場)で金メダルを獲得した14歳の吉沢恋(ACT SB STORE)は、後悔のない演技で会場を魅了した。

予選を1位で通過すると、決勝は45秒間で自由に技を繰り出す「ラン」で2位につける。一発技を披露する「ベストトリック」では4本目に96・49点をたたき出し、両手を突き上げて喜びを表現。合計272・75点で東京五輪の西矢椛(サンリオ)に続き、2大会連続で日本勢が頂点に立った。

初の大舞台で最高の輝きを放ったヒロインは「やっぱり率直にうれしいし、自分が金メダルを取ったことに驚きがある」とにっこり。その上で「不安とか緊張はいっぱいあったけど、自分が決めたいなと思った技を決めに行くだけと考えられたのが一番良かった」と頬を緩めた。

今まで多くの国際大会を経験してきたが、やはり五輪は別ものだった。「一番盛り上がる大会だった。(メダルは)重いです」と笑みを浮かべつつ「この緊張とかに勝ってメダルを取れたのは自分でもすごいと思う。それを今後の大会や次のロサンゼルス五輪の予選大会とかにも生かしていきたい」と決意を新たにした。

練習をサポートしてきた父・功さんに対しては「やっとじゃないけど、自分がパリで一番高いところに立てたよと言いたい」と感謝を口にした吉沢。パリの地で大きな勲章を手にした。

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