パリ五輪の卓球混合ダブルス１回戦（２７日＝日本時間２８日、パリ南アリーナ）で、優勝候補の〝はりひな〟こと張本智和（２１＝智和企画）、早田ひな（２４＝日本生命）組が北朝鮮ペアに敗れた衝撃が韓国で広がっている。
金メダル候補だったはりひなペアは１―４で終戦。韓国でも２人に対する注目度が高かったことに加えて、相手が北朝鮮ということもあり関心を集めている。
韓国メディア「マイデイリー」は「世界ランキング２位の日本卓球混合ダブルス組が、ランキングもない北朝鮮に敗北して日本列島が大衝撃」と大々的に報じた。
「張本と早田組は世界ランキング２位だ。五輪直前にイム・ジョンフンとシン・ユビン組を押しのけて２位に上がったチームだ」と紹介。そして「今回の五輪では、東京五輪で日本卓球界初の金メダルを獲得した水谷隼、伊藤美誠組に続き、日本は２回連続で混合ダブルスの金メダルを首にかけようとしていた」と優勝候補だったことを強調した。
「だが、決勝の舞台どころか準決勝にも進出できなかった。ランキングすらもない北朝鮮に敗れたのだ」と同メディアは強調。はやひなペアのまさかの敗退は、韓国でも大きな衝撃だったようだ。