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【卓球】早田ひな 混合ダブルス敗退ショックなし…〝ひな語〟駆使して「自分の頭をシンプルに」

東スポWEB 2024年7月29日 5時14分

〝ひな語〟の狙いとは――。パリ五輪の卓球女子シングルス1回戦(パリ南アリーナ)が27日(日本時間28日)に行われ、エースの早田ひな(24=日本生命)がデボラ・ビバレッリ(イタリア)を4―0のストレートで下して2回戦に進んだ。

嫌な流れを振り払った。前日の混合ダブルスはまさかの1回戦敗退に終わったが、この日は序盤からエンジン全開。代名詞のドライブを武器に第1ゲームから9連続得点を挙げるなど、圧巻のパフォーマンスを見せた。試合後には「しっかり寝て、しっかり食べて元気よく試合に入っていけた」と振り返った。

そんな早田はテニス男子で元世界ランク1位のロジャー・フェデラー氏(スイス)のような「シンプルなプレー」を目指すにあたって〝ひな語〟を用いている。

「中学生の頃からよく使う」と明かした上で「一番最初は私が中学生の時に(指導を仰ぐ石田)大輔先生が私のドライブを『さくらんぼドライブ』と名付けたのがきっかけだった。技術が先なのか言葉が先なのかはあるが、自分の頭をシンプルにするためにいいなと思っている」と自己分析。「パラパラチャーハン」など独自の言葉が多いが、自身の頭を整理する上で大いに役立っているという。

目標とするパリ五輪の金メダルに向けて「しっかり準備して、一つひとつクリアしていけたら」と闘志を燃やした早田。〝ひな語〟を駆使して世界の頂へ駆け上がる。

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