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【柔道】阿部一二三 妹・詩の敗退にショック隠さず「僕も悔しい思い…もう一度同じ舞台に立ちたい」

東スポWEB 2024年7月29日 7時37分

パリ五輪の柔道男子66キロ級で五輪2連覇の阿部一二三(26)が28日(日本時間29日)、2028年ロサンゼルス五輪でパリ五輪女子52キロ級で連覇を逃した妹・詩(24=ともにパーク24)と再びきょうだいで金メダル獲得したい意向を示した。

この日、東京五輪に続く〝きょうだいV〟はならなかったが、一二三は4年後のロサンゼルス五輪へ向けて「まずは次の3連覇。今回、詩が負けてしまって新しい目標ができた。僕ももっと頑張らないといけない理由が増えた。きょうだいでロスで金メダル取るために、きょうだいで切磋琢磨してやっていきたい」。4年後の新たなモチベーションを明かした。

一方の詩はこの日、今後に向けて「落ち着いてから考えたい」と語るにとどめていた。報道陣にそれを伝えられた一二三は「そうなんですか。僕も(詩の敗退で)悔しい思いをしたし、僕がダメな時でも頑張っている姿で負けてられないなと思ったし、兄としてはもう一度同じ舞台に立って、一緒に金メダル取りたい。この金メダルでうれしい気持ちもあるが、悔しい気持ちもある」と思いを明かした。

実現に向けては「妹の気持ちが落ち着いてから、話をしようかなと思う。僕が金メダル取って喜びもあると思う半面、悔しさがすごくあると思う」と妹を思いやった。

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