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石原良純 パリ五輪敗退で号泣した阿部詩の姿に「こういうのも五輪の1ページ」

東スポWEB 2024年7月29日 11時41分

タレントの石原良純が29日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。パリ五輪の柔道女子52キロ級でまさかの2回戦一本負けを喫し、人目をはばからず号泣した阿部詩へのSNSの声に「こういうのも五輪の1ページ」と持論を展開した。

阿部は東京五輪の柔道女子52キロ級金メダリストでパリ五輪では連覇が期待されていたが、約5年間にわたって築いてきた〝無敗ロード〟の終焉はパリ五輪の2回戦で訪れた。世界ランク1位との対戦で技ありを奪うなど優勢に試合を進めながら逆転の一本負け。呆然とする阿部の絶叫しながら大号泣する姿が映し出された。

これにはSNSで阿部を労う声とともに、「毅然として去ってほしかった」、「絶叫号泣するのは相手に対して礼を欠くのでは」といった批判的な声も上がったのは事実だ。

これを受けて石原は「絶叫して負けたときの放心状態の涙のシーン、これを見せない方がいいってSNSとか出てるのね」と、SNS上での声を紹介。その上で、「だけど、これが努力のかい、3年間の戦いのかい。時に勝負だから残酷なところあるけど、ぼくはこういう姿っていうのも五輪の1ページだなって」と話すと、「まだ、始まったばかりだけど、もしかしたらこれが五輪で一番記憶に残るシーンかもしれない」と、阿部の号泣シーンを振り返った。

また、ニューヨーク州弁護士の山口真由氏は、過去にリオ五輪で敗れた元レスリング代表の吉田沙保里、バルセロナ五輪、アトランタ五輪と2大会連続で敗れた元女子柔道代表の谷亮子(当時は田村姓)の涙を引き合いにコメント。

「絶対女王だけが見せる涙の純粋さってあって、もしかしたら金メダルよりも私たちの心を打つってことがあり得ると思うんです。詩さんの物語、まだこれから続くと思うので、選手としてずっと私たちの記憶と心に残るなって思います」と、日本の五輪史上に残るシーンになったと語った。

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