Infoseek 楽天

ドジャースのロバーツ監督が駆け込み補強を示唆 選択肢は「たくさんある」

東スポWEB 2024年7月29日 14時44分

地元紙「LAタイムス」がドジャースのトレード期限ギリギリでの駆け込み補強の可能性を報じた。

28日(日本時間29日)、同紙のジャック・ハリス記者は6―2で勝利した敵地アストロズ戦後のロバーツ監督のコメントを詳報した。

30日(日本時間31日)のトレード期限までにチームが取り得る「選択肢」について指揮官は「たくさんある」と語ったという。

ロバーツ監督はロースターの改善点について「先発投手、救援投手、内野手、外野手のヘルプであろうと」と全ポジションでの可能性を明言。その上で報道陣に対し、「あなた方がすることは、野球のすべての組織と、より良くなるための機会を評価することです。具体的にどうなるかは誰にも分からないと思う。より良くなることを目指すだけだ」とけん制した。

一方、ハリス記者は「しかし、日曜日の午後、球団が期限の48時間を切って、ドジャースはまだ大きなトレードをしていない。インパクトのある補強はまだできていない。今月は11勝11敗と低迷し、ワールドシリーズの基準を大きく下回るプレーを続けている」と苦戦が続くなかでのドジャースの動きの鈍さを指摘した。

続けて同記者は「フレディ・フリーマン(家族の事情による緊急リスト入り)、ムーキー・ベッツ(手の骨折)、マックス・マンシー(右斜角筋痛)、山本由伸(肩)」と離脱組の名前を挙げると、「期限切れにより大型補強がなくても、負傷選手の復帰に伴い、ロースターの構成は今後数週間で大きく変わる可能性がある」と今後の見通しを記した。

大谷翔平にとっても悲願であるワールドシリーズ制覇に必要なピースを、ドジャースが期限ギリギリまで見極める。

この記事の関連ニュース