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【RIZIN】朝倉未来 自らの口で引退を表明「しっかり考えて出した答えです」

東スポWEB 2024年7月29日 18時46分

格闘家の朝倉未来(32)が29日、自らの口で現役引退を表明した。

自身のユーチューブを更新し、応援してくれたファンへの感謝の言葉を口にするや「期待に添えず、すみません。派手に散りましたね。結構、すがすがしい気持ちというか。もちろん悔しんですけど、派手にいったなという感じです」と前夜の格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)での惨敗劇を振り返った。

平本蓮(26)とメインで対戦した未来は、左ストレートで動きを止められると、追撃の左フックでダウン。トドメのパウンドを放たれたところでレフェリーが試合を止め、わずか138秒でTKO負けした。試合後はノーコメントで会場を後にしていた。

未来は「いったん格闘技を引退させていただきます。本当に長い間、お世話になりました」と引退を正式に表明。決断に至った理由を「引退と言うのも自分の性格上、中途半端な感じで続けるのが好きじゃないというか。試合前はコンディションもよかったし、過去一番強い状態だった。フェザー級のベルトを狙えると思っていたし、その中の試合であの結果だったので、ここまでかなという思いもあるので。しっかり考えて出した答えです」と説明した。

さらに前夜の大会の結果を見て「新時代に突入したなと思うから。新しい世代が出てきたのはうれしいし、格闘技ってずっと続いていくんだなと思います」と感じたことも影響した様子だ。

ただし、今後も格闘技の練習は続けていく予定。所属ジム「JAPAN TOP TEAM」の若手や、世界最大の総合格闘技イベント米「UFC」に挑戦する弟の海をサポートする。「そういう選手の練習相手を務めないといけないので。そこでいつかまた、戦いたいと思って出ることもあるかもしれないので、いったん引退させていただきます」

これからも格闘界のために尽力すること、挑戦を続けていくことを約束した未来は最後に「今後とも格闘技、朝倉未来の方もよろしくお願いします」と呼びかけた。

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