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柴田理恵 遠距離介護のコツ明かす「親は子供がにっこりすれば絶対ににっこりするんだから」

東スポWEB 2024年7月29日 19時26分

タレントの柴田理恵(65)が29日放送の「徹子の部屋(テレビ朝日)」に出演した。

現在、地元・富山に住む94歳の母を遠距離介護している柴田は、昨年介護本を出版。「リモート面会」に助けられているようで「わざとニッコリ笑うようにする。何もなくてもニコーッと笑う。親は子供がにっこりすれば絶対ににっこりするんだから、わざとお母さんを盛り上げて。そうするととっても喜んでくれる」と遠距離介護のコツを語った。

また、昔小学校の先生をしていたという柴田の母は、数年前に地元の中学が合併してできた新しい中学校に行くことを〝最後の目標〟にしていたという。「校長先生にお願いして、6月に行ってきた。生徒さんたちが全員並んで校歌を歌ってくださって、うちの親は本当に喜びまして。だんだん先生の目になってた。驚いちゃって」と振り返った。

さらに「前の教え子がたまたまいらしてた。そしたら『元気!?』ってしっかりしだして。校長室で休憩してくださいって校長先生がおっしゃったら、嫌な顔して『え~。校長室行ったら叱られるもん』って。あぁ、思い出したんだなって」と感慨深そうにエピソードを話した。そんな母の姿に心を打たれたようで「一生生徒と先生なんだ。学校の先生という仕事っていうのは大事な大事な仕事なんだなと思いました」と心境を述べた。

そんな柴田は現在、母の生前整理も行っているという。柴田の父が先に亡くなった際には、母に東京に来るかどうかを尋ねたこともあったそうで「『絶対に嫌だ』って。『あんたの人生はあんたの人生、私の人生は別の人生』と言われた。あぁそうだよなぁと思った」と経緯を語った。その上で「親の親戚関係とか、子どもの頃の話とか、親の今後についても、元気なうちに喋っとくっていうのはいいことですよね。私はやっといてよかったなと思います」と語った。

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