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【F1】角田裕毅レッドブル昇格の可能性は?「まだ生きている」緊急会議の最新状況を伊報道

東スポWEB 2024年7月29日 21時25分

F1レッドブルでドライバー交代論が高まる中で、首脳陣による緊急会議の動向をイタリアのモータースポーツ専門メディア「モトーリオンライン」が報じた。

レッドブルではセルジオ・ペレスが大不振に陥っていることから、更迭論が沸騰。2年契約を結んだばかりだが、パフォーマンス条項を発動して契約解除の機運が高まっている。夏季休暇前最後の一戦となったベルギー・グランプリ(GP)でも2番手スタートから8位フィニッシュ(後にジョージ・ラッセル=メルセデスの失格で7位繰り上げ)の失態で株を下げ、更迭は不可避の状況となった。

ベルギーGP後に予定されていたドライバー交代に関する緊急会議の動向を同メディアは速報。「レッドブルのドライバー陣の不確実性…ペレスの後任はリカルドか角田か?」と指摘し、RBの角田裕毅とダニエル・リカルドの一騎打ちとなっている情勢を伝えた。
「チームにとってもはや受け入れられない状況であり、8月末に予定されている次のオランダ遠征に備えて、ヘルムート・マルコ博士とクリスチャン・ホーナー代表はドライバー交代を実施することになるだろう」と指摘。そして「マリオ・ミヤカワとマッテオ・ボッビはレース・アナトミーでこの話題について語り、イギリス・オーストリアのチームがこの期間に犯した戦略とコミュニケーションのミスだけでなく、経営陣が評価している選択肢についても分析した」と両ドライバーの関係者らによる分析を踏まえて、こう続けた。

「今のところ、ダニエル・リカルドが依然として最有力候補であり、これはスパで行われたミーティングの結果からも明らかだ」とリカルドが筆頭候補になっていると指摘。ただ「角田裕毅の候補としての立場も、RBのハンドルを握って好成績を挙げていることから、まだ生きている」と現在の実力から角田の選択肢も捨てがたく、チームは議論を続けているようだ。

「最新情報は後日発表される」と伝えた同メディア。角田の逆転昇格なるか注目が集まる。

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