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【柔道】相次ぐ日本不利の判定に国際連盟〝脱退論〟沸騰「別の組織作って講道館の継承を」

東スポWEB 2024年7月29日 23時21分

パリ五輪の柔道男子73キロ級準々決勝で橋本壮市(32=パーク24)がガバ(フランス)に微妙な判定で敗れ、今大会で相次ぐ日本勢不利の判定問題に国際連盟からの〝脱退論〟が沸騰している。

橋本は延長戦にもつれた末に、3度の指導で反則負けとなった。しかしこの判定を巡っては、審判からの橋本に対する指導が微妙な判断で議論が勃発。今大会では男子60キロ級準々決勝で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が「待て」の後に絞め落とされて一本負けして大騒動になるなど、日本勢に不利な判定が続発している。

〝日本包囲網〟とも言える状況に、ファンからは国際柔道連盟(IJF)の意義を疑問視する声が続出。SNS上では「もう全柔連は、国際柔道連盟から脱退し、新たに日本柔道を軸とした国際組織を立ち上げた方が良い」「空手道も柔道も国際的に普及してから外国人に有利なポイント制のスポーツとなり『本来の武道』ではなくなってしまった。武道を日本の誇る文化と思うならば、私は国際的団体からは脱退して『日本の王者』を決めればいいと思う」「JUDO判定基準ってどこにあるの? 審判によって余りにも異なりすぎる。日本は世界柔道連盟から脱退し、別の組織作って講道館柔道の継承と世界普及した方が良いよ」と現状の〝JUDO〟を疑問視し、本来の〝柔道〟を追及すべく新組織の設立を求める声が高まっている。

パリ五輪での柔道を巡る判定騒動は波紋を広げそうだ。

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