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【RIZIN】榊原CEOが〝引退〟朝倉未来と話し合いへ「本人も燃え残るものはあると思う」

東スポWEB 2024年7月30日 5時4分

格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(60)が、引退を表明した朝倉未来(32)の今後の見通しを語った。

「負けたら引退」を掲げて臨んだ28日の「超(スーパー)RIZIN.3」(さいたまスーパーアリーナ)では、平本蓮(26)にまさかのTKO負け。4万8117人(主催者発表)を集めた大一番で辛酸をなめた未来は一夜明け、自身のユーチューブで「いったん格闘技を引退させていただきます。本当に長い間、お世話になりました」と発表した。

格闘技人気をけん引した〝時代の寵児〟に榊原CEOは「朝倉未来がいてRIZINも4万8000人までこぎつけられたというか。熱をつくり出せた立役者は朝倉未来ですから」と感謝する。

その上で今後について「起きたことをしっかり受け止めて、フィジカルもメンタルも一回オーバーホールして…。それから本当に引退していくのか、それとも撤回させることができるのか。しっかり向き合えたらいいかなと思います」と心身が回復した後に、話し合いの場を設けたいとした。

格闘技界を代表する人気選手だけに、現役続行に導きたいのが偽らざる本音だ。「4万8000人の観客のうち、少なくとも半分は朝倉未来のファンだったわけです。その人たちに対して『このまま引退します』っていうのは…。僕も『朝倉未来という男としての生きざまとして本当にいいの?』っていうところはあるんです」と吐露する。

「本人も燃え残るものはあると思うし。いろんな話をしっかりしたいなと思います」という榊原CEOは、未来の決断を覆すことができるのか。

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