ブルージェイズの菊池雄星投手（３３）がアストロズにトレードで移籍すると２９日（日本時間３０日）に複数の米メディアが報じた。
メジャーは米東部時間３０日午後６時（同３１日午前７時）が移籍期限。菊池は今季が契約最終年でチームが失速したこともあり、複数の米メディアが７月上旬頃にはトレード確実と報じていた。
ブルージェイズで最終登板となった２６日（同２７日）のレンジャーズ戦の数日前にアトキンスＧＭから「（移籍が）起きる可能性は高い」と告げられていた。５回途中５失点で降板したものの、ファンから大きな拍手が送られ「（ファンが）拍手して送ってくれて３年間このチームでやってきてよかったなと。感情が動いた」と感謝を口にしていた。
ア・リーグ西地区で首位のアストロズは２８日（同２９日）時点で１厘差で２位のマリナーズがレイズからアロザレナを獲得するなど積極的に補強に動いていることもあり、課題の先発投手の強化のため、菊池を獲得した。
今季はここまで２２試合に登板し、４勝９敗、防御率４・７５。新天地での活躍が楽しみだ。