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石丸伸二氏の照準は4年後の東京都知事選か ドクター・中松氏の誕生会で去就ヒント

東スポWEB 2024年7月30日 11時37分

東京都知事選で2位となった前広島・安芸高田市長の石丸伸二氏の去就のヒントがあった。都知事選直後のフィーバーぶりからは落ち着いたものの、都民約166万人の支持を得た石丸氏の動向には注目が集まっている。

29日、石丸氏は岐阜・美濃加茂市長の藤井浩人氏のユーチューブチャンネルに出演。メディアとの付き合い方について、石丸氏は「美濃加茂市の会見でメディアの皆さんをリングに上げてください。メディアが画角に入るように引きで会見するだけで緊張感を持ってもらえる。フルで撮ってユーチューブに上げると変な切り抜きを防げる」とアドバイスを語っていた。

これまで石丸氏は次の目標については明言していないが、石丸新党への期待の声が上がるなど、一定の支持層を確保している。それだけに国政を目指すのか、どこかの首長を目指すのかは政界関係者が固唾をのんで見守っている。

ヒントとなるやりとりが、都知事選で戦った発明家のドクター・中松氏の誕生会であった。先週開かれた同会でKDDIの創業に携わった千本倖生氏があいさつに立っていた。

中松氏は「内緒話がある」と千本氏を呼ぶと、4年後の都知事選で選対に入るよう要請。実は千本氏は今回の選挙では石丸陣営にいたというのだ。

千本氏は石丸氏の魅力を力説。「これから彼はどうするのか。実は(ドトールの)鳥羽会長と私と藤川(晋之介)さんという選挙参謀とでどうするか議論している。これ以上はオフレコで言えませんが、彼は次のことを考えている」と指摘。続けて「彼みたいなのが日本を変える。東京を変えたら日本が変わります。ドクター・中松のような人と彼のような若いリスクテイカーが一緒になってやれば東京は必ず変わる。そんなことでドクター・中松の応援はできません」と断ったのだ。

4年後の都知事選で中松氏の応援をできないということは、石丸氏もまた4年後に意欲を持っているからということなのか…。

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