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長嶋一茂 日本は「特異な体質を持ってる国」体操男子団体の金メダルで中国との”違い”指摘

東スポWEB 2024年7月30日 11時50分

タレントの長嶋一茂が30日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。体操男子団体が最終種目で中国を大逆転して金メダルを獲得した背景に、日中の国民性の違いを指摘した。

奇跡の逆転金メダルだった。今大会、日本はエースの橋本大輝が団体予選から不調で、決勝でもあん馬で落下。最終種目の鉄棒を前にして中国に3・267点差をつけられており、金メダルは絶望的と見られていた。

しかし、中国は本来出場するはずだった選手の代わりに出場したリザーバーの選手が離れ技で落下。これを見たほかの中国選手が〝ムンクの叫び〟ばりに頭を抱えるなか、動揺を隠せないまま演技を再開したが、まさかの2度目の落下。この日、番組で解説を務めた池谷幸雄氏が「最初から緊張でおかしかった」と指摘したように、終始、冷静さを欠いた演技で、一気に日本が逆転金メダルの可能性を引き寄せた瞬間だった。

最終的には今大会不調のエース橋本大輝が日本の最終演技者としてビシッと決めて逆転金メダルを手繰り寄せたが、これを見て長嶋は「日本ってチームプレーで個々のパフォーマンスを上げる特異な体質持ってる国だと思うんですよ」と指摘。その上で中国選手が落下したときにほかの中国チームが頭を抱えていたシーンを引き合いに出し、「あれ、日本選手が落下したら頭抱えますかね? 頭抱えてるの見えたら『俺もうやべぇ、大変なことしちゃった』と思って、次もう演技できないでしょ!」と話し、「頭抱えたの見て、次また2回目落ちたんじゃないかって勝手に思ってる」と自論を展開した。

これを聞いた池谷氏は「(日中の)気質の違いというか。究極のところなんで、あそこって。だから選手たちの気持ちもわかるし、だけど、日本の選手だったらもっと応援してますね」と、中国チームの反応に理解を示しつつも長嶋に同調。すると長嶋は「1回目落ちたときに『大丈夫だよ。落ち着いていけよ』ってみんなで声かけた気がするんだよね、日本だったら」と、再度、日中の国民性の違いを指摘した。

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