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【卓球】中国が北朝鮮ペアを〝謎のマスター〟と警戒「取材に応じずネット上も情報なし」混合ダブルス決勝で対戦

東スポWEB 2024年7月30日 19時0分

パリ五輪卓球混合ダブルス決勝(30日)でイ・ジョンシク、キム・クンヨン組(北朝鮮)と対戦する世界王者の王楚欽・孫穎莎組の中国が、北朝鮮ペアを猛警戒している。

北朝鮮ペアは初戦で第2シードの張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)組の〝はりひな〟を撃破し、世界をあっと驚かせた。結局決勝にまで勝ち上がり、最強ペアの王・孫組と対決する。

中国でも北朝鮮卓球選手は謎の存在で「謎のマスター」の愛称が付いている。はりひなが敗れた際には、東京五輪決勝で水谷隼、伊藤美誠に敗れた許昕が「謎のマスターは手ごわい」とSNSに投稿。決勝を前に再び注目を集めている。中国メディア「魯中晨報」は「謎のマスターの由来は?」と特集。「2人は国際大会にほとんど出場しておらず、対戦したことのある人もほとんどいない。トレーニング方法や技術的・戦術的特徴はおろか、インターネット上でも彼らに関する情報がほとんどない。さらに、彼らはインタビューも受け付けないから謎が謎を呼んでいる」と国際審判長で上海交通大学主席教授の孫麒麟氏の話を伝えた。

同メディアは「今夜、王と孫が、中国史上初の卓球混合ダブルス金メダルをかけて、北朝鮮選手ペアと対戦する。接戦かつ非常に難しい試合になることが予想される」と指摘した。

注目の一戦となりそうだ。

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