巨人前監督の原辰徳氏（６６）が、３０日の巨人―阪神戦（甲子園）を前に行われた甲子園球場１００周年イベント「レジェンド打者記念打席」に登場した。
往年の背番号８のユニホーム姿で打席に立つと、Ｇ党がいる左翼席からは現役時代の応援歌が流される〝演出〟も。タイガースアカデミーの小学生が投じたボールに豪快なスイングを見せて笑顔で応えた。その後のイベントでは共演した阪神ＯＢ・掛布雅之氏とは熱いハグを交わして旧交を温めた。
１００周年を迎える甲子園球場について原氏は「かなり強烈なタイガースとも戦わないといけないですし阪神ファン、球場全体のその圧力とも戦わないといけない。それが思い出に残ってます。緊張感もあるし、しかしこの球場でいいプレーをするとですね、非常に自信にもなりました」と振り返り「育ててもらえた球場の１番、２番。僕にとって後楽園球場と甲子園、この２つは遜色ない素晴らしい球場ですね」と懐かしんでいた。