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【柔道】高市未来 三度目の正直ならず2回戦敗退「これが私のすべてかな」

東スポWEB 2024年7月30日 20時33分

三度目の正直ならず…。柔道女子の高市未来(30=コマツ)が30日、パリ五輪63キロ級2回戦でカタリナ・クリスト(クロアチア)に延長の末、技ありを奪われて2回戦で姿を消した。

自身3度目の五輪で初のメダルとなる金メダルを目指して臨んだ。今回は結婚後初の大舞台だったが、待っていたのは厳しい現実だった。高市は「もっと試合をやりたかったのと、何やってんだよという気持ちと、もうこれ以上頑張れないという気持ちが交じり合っています」と涙ぐんだ。

延長戦までもつれ込んだ2回戦については「あんまりリスクは背負わないで勝負しようと思っていたけど、チャンスはいくつかありましたし、それをものにできないのは、いつもそうだなというふうに思ったんですけど、ちょっと慎重にいき過ぎた部分もあったけど、これが私のすべてかなというふうに思います」と振り返った。

パリ五輪を迎えるにあたっては「ワクワクする気持ちもあれば、もう苦しくて逃げだしたいと思う気持ちもありましたし、本当に怖いなって思うこともありました。たくさんの感情が交じり合った1~2週間でした」と語った。

3度経験した五輪。「本当に強敵だったなって。立ち向かってもなかなか倒せなくて…。でも本当に挑めてよかったと思います」と言った。また「なかなか手に入らなくて、メダルがほしくて毎日過ごしてきたんですけど、また手に入らなかったというのはあるんですけど、もうしょうがないと思います」とも口にした。

今後に関して明言はしなかったが「何してんだよとは思いますけど、自分自身のことをダメだとは思わないし、これからも胸を張って生きていきたいと思います」と先を見据えた。

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