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【巨人】鈴木康平 今季一軍で登板なしもハングリー精神は衰え知らず「三軍の試合でも投げたい」

東スポWEB 2024年7月30日 21時15分

巨人・鈴木康平投手(30)が30日にジャイアンツ球場で行われた二軍の残留練習に参加。蒸し暑さが抜けない球場でランニングやキャッチボールなどを行った後、室内練習場に移動し、ブルペンでフォームを入念に確認しながら投球練習を行った。

昨年5月に広岡との交換トレードでオリックスから巨人に移籍した鈴木康。救援陣の新メンバーとして移籍後即一軍入りを果たし、中継ぎとして33試合に登板したが終盤は精彩を欠き、防御率は6・59に終わった。勝負の移籍2年目を迎えた今季だったが、一軍での登板はいまだなし。現在はファームで17試合に登板し防御率は4・24と苦しんでいる。

30代で迎える初めてのシーズン。年を重ねていく中で自らの体の変化も確かに感じている。「去年よりちょっと球速は出てないのかなっていう感じはあります。去年は150キロ後半は出てたんですけど、今年はまだ154ぐらいしか出てないし、そこを上げていかないとと思っています。疲れやすくなったとかもありますね」と率直な心境を吐露した。

それでも当然、闘志は消えていない。「まずは気持ち。気持ちの準備をして、体の準備をして、頭の準備じゃないですか。気持ちの準備をしない限りはやっぱり体も動かないだろうし頭も動かない」と持論を語った。ハングリー精神は衰え知らずで「とにかく場数を踏むこと。実戦回数を増やすためにも、二、三軍の試合を問わず登板を志願しています」となりふり構わぬ姿勢だ。

今季の一軍救援陣は強固で付け入る隙はなかなかない。それでも「(求められた時に)即戦力として投げられる準備が大事」と今季初昇格へ虎視眈々。武器である球界屈指の力強い直球を取り戻し、新天地で輝けるか。

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