Infoseek 楽天

【西武】ロッテ戦屈辱の開幕12連敗 最後は二死満塁からバント安打でサヨナラ負け

東スポWEB 2024年7月30日 22時0分

西武は30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に6―7のサヨナラ負け。開幕から未勝利のこのカードの連敗は12となり借金は最大33となった。

連敗脱出はすぐそこだった。

3―3の同点で迎えた7回、西武は二死二塁のチャンスを作り4番・蛭間が小島のストレートを叩き右中間に勝ち越しの適時三塁打。ガッツポーズの蛭間は「打ったのは真っすぐ。隅田さんが頑張って投げてくれているので、どうにか追加点を取りたいと思い打席に入りました。打てて良かったです」と声を弾ませていた。

さらに8回にも先日、支配下登録され、この試合がNPBデビュー戦となったガルシアの適時打で追加点。5―3と2点を勝ち越した。

しかし8回、2番手・ボーが一死からソトのソロ本塁打で1点差に迫られ、なお二死満塁のピンチで藤原の高いバウンドの二ゴロを外崎が一塁へ適時悪送球。二者が生還し一気に5―6と逆転された。外崎は6回にも送球ミス(記録は二内野安打)を犯しており、大事な場面で痛恨のミスが出てしまった。

この外崎のミスを9回、山村が右前適時打で帳消しに。試合は6―6の同点で9回裏を迎えた。

最後は4番手・アブレイユが二死満塁のピンチを作り、途中出場の小川に三塁前バント安打を決められサヨナラ負け。屈辱の12連敗を喫した。

7回7安打3失点の粘投で7勝目を逃した先発・隅田知一郎投手(24)は「初回は自分の悪い部分が出てしまいました。2回以降は銀さんの良いリードで、自分のいいところを引き出してもらいました。僕としては収穫のある試合になったので、次回は2回以降のようなピッチングが初回からできるようにしたいと思います」と初回の3失点を反省。西武の同一球団12連敗は1956年に東映が西鉄に12連敗して以来のパ・リーグワーストタイ記録となった。

この記事の関連ニュース