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【巨人】山崎伊織 5回1失点も3敗目に猛省「先制点をを取られたら…」

東スポWEB 2024年7月30日 22時57分

巨人が30日の阪神戦(甲子園)に1―5で敗れ、連勝は5でストップ。2位・広島が勝利したため、ゲーム差は2に縮まった。先発の山崎伊織投手(25)は5回1失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護に恵まれず今季3敗目を喫した。

粘り強い虎打線に苦しめられた。山崎伊は毎回安打を許す苦しい立ち上がりも、初回から3回まで併殺打を奪う粘りの投球で得点を許さない。4回は先頭に安打を許したが、女房役・岸田の盗塁阻止もありゼロで切り抜けた。

それでも両チーム無得点で迎えた5回には先頭の大山に安打を許すと、続く前川に左中間を破られる適時二塁打を浴びて先制点を献上。その後も二死満塁のピンチを背負ったが、最後は中野から見逃し三振を奪い、なんとか最少失点で切り抜けた。

結局、9安打を打たれながらも5回1失点で降板。それでも今季最短イニング、今季最多被安打となった山崎伊は「先発として、もっと長いイニングを投げないといけない。先制点を与えないというのをずっと今年に入って強く言われているので、それを取られたら…」と猛省するばかり。杉内投手チーフコーチは「ちょっとヒットを多く打たれてね、今年にないような感じだったけども。粘り強く投げてたけどね」と右腕をかばった。

相手先発は虎のエース・才木。同郷で同学年右腕との投げ合いは16日の阪神戦(東京ドーム)以来2週間ぶりで、前回の対決は山崎伊が勝利していた。「すごい投手なので負けないように頑張りたいなと思います」と意気込んでいたが、この日はライバルに軍配が上がる結果となった。

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