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【阪神】才木浩人がキャリアハイ9勝目 打っては山崎伊から今季初安打「たまたまっす」

東スポWEB 2024年7月30日 23時22分

阪神・才木浩人投手(25)が、30日の巨人戦(甲子園)に先発。6回途中3安打1失点(自責0)で、キャリアハイの9勝目をゲットした。

苦しみながらも、要所を締めた。初回は丸の内野安打、岡本の中前打で二死一、二塁のピンチ。それでも、大城を高めの直球で空振り三振に仕留めた。その後は落ち着いた投球で、6回まで巨人打線相手に無失点投球。「初回粘られたりとか、フォーク見られたりとかして、球数がかかってしまってたので。でも今日は、なんとか粘りながらのピッチングかなと思います」。

また、4点リードとなった7回にはモンテスへの四球と味方の失策でまさかの無死一、二塁。ここで、甲子園100周年を記念し、普段より数千人多い4万6000人を超えるファンからは大声援と拍手の後押しを受けた。だが続く泉口にも四球を許し、無死満塁の大ピンチを背負い、「すごいでかい拍手もらったんで、あ、これ抑えれる流れやと思ったらしっかりフォアボール出したんで、反省します」と苦笑い。それでも、代打・若林を見逃し三振に仕留め、後を継いだ桐敷も丸を一ゴロ、吉川を見逃し三振に抑え、わずか1失点で切り抜けた。

一方で、この日は同級生右腕・山崎伊相手にマルチ安打を記録。うれしい今季初安打となった。「なんかね、なんでですかね。たまたまっす」としつつ、「ずっと村上がね、『オマエ全然打たへんな』っていじってきたんで、明日ちょっと言ったります」としたり顔で球場を後にした。

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