Infoseek 楽天

大谷翔平 自己最多28個目の盗塁も…左ヒジに送球直撃で悶絶! チームもサヨナラ負け

東スポWEB 2024年7月31日 14時2分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は30日(日本時間31日)に敵地サンディエゴでのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数無安打、1盗塁だった。打率3割1分1厘。チームは延長10回の熱戦の末。5―6でサヨナラ負け。

相手先発はナックルボーラーの右腕ウォルドロン。初回先頭はカウント3―1から四球を選んで出塁。続くスミスの3球目にスタートを切って二盗に成功した。4試合連続28個目の盗塁で、自己最多を更新した。

しかし、捕手からの送球がワンバウンドで左ヒジに当たり、顔をしかめるハプニングも。ヒジを圧迫したり、振るなど気にしている様子だった。スミスの中前打で三塁に進むと、3番ラックスの中犠飛で先制のホームを踏んだ。その後、パヘスの中前2点適時打、ビジオの5号2ランで5点を先制した。

2回一死無走者は2ボールからの3球目、内角高めの86・6マイル(約139・3キロ)のカットボールを高々と打ち上げるも中飛だった。

5―3の5回先頭は2番手で登板した松井と対戦。カウント1―2からの4球目、外角低めの87マイル(約140キロ)のスライダーに空振り三振。

4打席目は7回無死一塁でマウンドは4番手の左腕モレホン。カウント2―2からの5球目、外角の86・4マイル(約139キロ)のスライダーを強打。打球速度106マイル(約170・6キロ)の弾丸ライナーは角度18度と打球が上がらずに右飛だった。

9回一死無走者は6番手の右腕エストラダの前に見逃し三振に倒れた。フルカウントからの6球目、真ん中低めの83・3マイルのスプリットをボールと判断して見送るも球審は「ストライク」のコール。不満げな表情で何度も首を振ってベンチに戻った。

2点リードの9回に登板した3番手の右腕トライネンが2被弾して同点に追いつかれ、10回に登板したベシアが先頭打者を簡単に歩かせて、結局、申告敬遠で一死満塁にした挙げ句、サヨナラ打を浴びて痛恨の敗戦。救援陣がリードを守れず…、という最近ではおなじみの光景だ。

これで2位パドレスとのゲーム差は5・5に縮まった。大谷のバットだけではこのピンチを脱することは難しいだろう。新たな守護神誕生に期待したいがどうなるか。ロバーツ監督のお手並み拝見だ。

この記事の関連ニュース