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体操金のバイルズも「フランス料理ではない」と不満 選手村の料理〝不味い〟問題拡大

東スポWEB 2024年7月31日 15時36分

パリ五輪の体操女子団体総合決勝(30日=日本時間31日)で、2大会ぶり4度目となる金メダルを米国にもたらしたのは女王シモーネ・バイルズ(27)が選手村への不満を訴えた。

バイルズは2016年リオデジャネイロ五輪で4冠を達成したが、21年東京五輪では個人総合決勝を途中棄権した。休養をはさんで23年に復活し、今大会で抜群の存在感を示した。フランスメディア「20minutes」は、バイルズのパフォーマンスについて「世界的スター、歓喜する観客」と表現し、大絶賛していた。

そんな中、フランスメディア「パリジャン」によると、バイルズは「選手村の料理はフランス料理ではありません」と不満を表明したという。さらにチームメートのヘズリー・リベラも「ここの食べ物はあまりおいしいとは思えません。フランス料理はおいしいはずですが、ここの料理はそうではありません」とし、食事に対するストレスを明かした。

同メディアは「スター選手は選手村の食事を批判し、米国料理の方が健康的だという」と報じたように、今大会の食事については各国からも不満の声が続出。実に60%以上のメニューがベジタリアン向けで肉料理が不足。しかも廃棄が出ないように提供される量も限られており、アスリートには物足りないようだ。

英国選手団のアンディ・アンソン氏は「選手は食事を取ること自体を嫌がっている」とし、独自にシェフを雇用するなど各国も対応に苦慮しているようだ。

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