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元DeNAの40歳グリエルが日本からオファーもブレーブスが拒否か=米情報

東スポWEB 2024年7月31日 19時21分

2021年ア・リーグ首位打者の超大物にNPB復帰が迫っていた。キューバ系メジャーリーガーの情報に精通しているフランシス・ロメロ記者が、ブレーブス傘下3Aのユリ・グリエル内野手(40)がこの夏、NPB球団からオファーを受けていたと明かした。

同記者は自身の「X」(旧ツイッター)で「ユリ・グリエルは数日前にNPBのチームからオファーを受けたが、最終的に拒否されたという。ブレーブスは近いうちに彼をMLBに呼び戻すかもしれない。彼は現在(3Aで)12試合連続出塁を記録しており、7月にはトリプルAのグウィネットで打率3割9分7厘、4本塁打、10打点を記録している」と最新情報とともに投稿した。

グリエルは2014年シーズン途中にDeNAに入団。「ユリエスキ・グリエル」の登録名で62試合に出場して、打率3割5厘、11本塁打と能力の高さを示したが、2年目の開幕前に来日を巡って契約違反があったとして退団。物議を醸した助っ人としてもプロ野球ファンの記憶に刻まれている。

30日に、ロッテが2015年のサイ・ヤング賞に輝いたMLB通算103勝左腕のダラス・カイケル投手(36)を獲得し、大きな話題を呼んだ。ロメロ氏の投稿は現地30日。MLBの補強期限が締まる直前のタイミングで、かねてスクープを連発する敏腕のロメロ記者だけに、NPB復帰の実現可能性は高かったのかもしれない。

ポストシーズンでのプレー経験が豊富で、2度のワールドチャンピオンに輝いているグリエル。ブレーブスは現在ナ・リーグ東地区2位、ワイルドカード争いでは1位につけている。グリエルを終盤戦の「戦力」と見込んでいることから、日本からのオファーをブ軍が断ったというのがロメロ氏の見立てだ。

〝問題児〟のレッテルこそあれど、メジャーの強豪からいまだ戦力と認められる40歳。ここぞの打棒はさびついていないだけに、日本復帰が実現していれば大きな注目を集めていたはずだ。

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