卓球男子シングルス2回戦で世界ランク1位の王楚欽(中国)が世界26位のモーレゴード(スウェーデン)に2―4でまさかの敗戦を喫した。
前日の混合ダブルスでは、孫穎莎とのペアで北朝鮮ペアを4―2で下し、同種目では中国初の金メダルを獲得した王。しかし直後に自身のラケットが報道カメラマンと思われる人物に踏まれ、折れてしまうハプニングが襲った。王はコーチやスタッフに声高に被害を訴えたが、気持ちを入れ替えサブラケットでシングルスに出陣。しかし敗れてしまった。
中国でも「大番狂わせ」とメディアが一斉に報道。「王の予備ラケット」「王が試合中にラケットの感触に首を振る」と、予備ラケットで調子が狂っている様子がウェイボーでトレンド入りした。
一方で相手のモーレゴードが六角形のラケットを使用していることにも注目が集まり、「六角形のラケット」が同じくトレンド入り。中国メディア「新浪体育」は、「六角形ラケット戦士は、王に勝って大会で優勝したかのように喜んだ」と報道。ネット上では「六角形ラケット、初めて見た」などと、こちらもラケットに驚く声が上がった。