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【バスケット】日本vsフランスで「スラムダンク」名シーン重ねる声 ラスト4点プレー「仙道と牧」

東スポWEB 2024年7月31日 20時32分

パリ五輪の男子バスケットボールでフランスと死闘を繰り広げた日本代表の姿を、超人気漫画と重ねる声が相次いでいる。

日本時間31日に行われた1次リーグ第2戦で激突したのは開催国のフランス。試合は延長戦までもつれ、90対94で敗れた。

手に汗握る試合とはまさにこのこと。ネット上では井上雄彦氏の人気漫画「スラムダンク」の名シーンになぞる声が続出している。

例えば残り10秒で日本が4点リードの場面では、誰もが大金星を信じて祈り続けていたに違いない。その光景はまさにスラムダンクの主人公・桜木花道の湘北と、〝絶対王者〟山王工業の〝無音ラストシーン〟に通ずるものがあった。

その10秒間で相手のマシュー・ストラゼルに3ポイントを決められ、その際ブロックに入った河村勇輝が痛恨のファウル。フリースローを与え、土壇場で一気に同点に追いつかれた。

これは湘北vs陵南の練習試合で残り2秒で陵南エースの仙道彰に逆転シュートを決められたシーンを彷ふつとさせた。

また、日本の大黒柱・八村塁が最終第4クオーター、70―72となった残り8分31秒で、2度目のアンスポーツマンライクファウルを取られて退場処分に。エースの不在でダメかと思われたが、残りのメンバーが奮起し、フランスに追いつくばかりか、逆転に成功した。

これについても湘北vs海南大付属で、キャプテンのセンター・赤木剛憲が故障で戦線離脱。別室で治療中、残りのメンバーで11点差を追いつくシーンとタブる。

SNS上でも日本vsフランス戦の感想として「昨日の試合はスラムダンクでした」「スラムダンク全巻を一気読みしたような試合」や「最終盤の4点プレイってスラムダンクの山王戦でもあった名場面って感じなのかな」「最後のフランスのファール受けつつシュートを決めフリースローを獲得するのは仙道と牧の対決でそんなシーンがありましたな」など、名シーンと重ねる声が多く寄せられている。

「スラムダンク」の作者・井上雄彦氏は31日、自身のX(旧ツイッター)で「素晴らしい試合でした。我らの日本代表が誇らしい」と投稿。「勝利に値したことを世界中の人が見ていた。8強への挑戦は続いていく」と選手をねぎらった。

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