西武は３１日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）に２―６と敗れ、このカードは開幕から未勝利のまま１３連敗。同一カードの開幕１３連敗はパ・リーグワースト記録で、１９６５年にサンケイが中日に喫して以来、５９年ぶりのプロ野球タイ記録にもなった。
この試合では先発・青山が初回にポランコ、ソトに連続ソロ本塁打を献上し２失点のスタート。ポランコには３回にもカーブを右翼スタンドまで運ばれ、７回には３番手・ヤンが左翼へソロを許した。
ポランコ一人に先制１４号、中押し１５号、ダメ押し１６号と３本のソロ本塁打を献上し試合の主導権を奪えなかった。
４回８安打４失点で３敗目（１勝）を喫した青山は「先頭打者を抑えることはできていましたが、３番、４番の一発を警戒しないといけないところでポランコ選手に対して勝負を焦ってしまったのかなと思います」と初回の先制弾を反省。
「一発を浴びるよりは厳しく攻めた結果、四球を選ぶという選択肢もあったと思います。３回の本塁打に関してはタイミングを外しにいきましたが上手くタイミングを崩すことができなかったです。ちょっとずつの失点が後々響いてきました」とカーブを狙い打たれた１５号ソロに言及していた。