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【卓球】早田ひなが3回戦進出 地元選手への大歓声で「ボールの音がほとんど聞こえない」

東スポWEB 2024年7月31日 21時42分

卓球女子のエース・早田ひな(24=日本生命)が31日、パリ五輪女子シングル2回戦でディナ・メシュレフ(エジプト)にストレート勝ちし、この日(日本時間8月1日午前5時開始)に行われる3回戦に進出した。

第1ゲームは15―12、第2ゲームも12―10と接戦となったが、「アンラッキーが関係していると思うけど、力の差としてはいつも通り。その中で(相手の)ラッキーはしょうがない。1~2ゲーム目に競ったけど取り切ることができて自分のペースに持っていけたので、3、4ゲームで自分らしいプレーができた」と納得の表情を見せた。

同じタイミングで地元フランス選手が試合をしていたこともあり、試合中にウエーブが起こり、歓声、歌声まで響き渡る特殊な状況。早田は「メシュレフ選手は強打をするより、相手の読みを外して緩急をつけてコースを振り回してくるタイプだと思うけど、歓声があまりに大きくてボールの音がほとんど聞こえない。そいうところで難しいと思ったけど、3ゲームのタイミングで一度静かになって、音が聞こえるようになってやりやすかった」と振り返った。

その3ゲーム目は11―3で制圧。今後も歓声はついて回るが、「歌っているなと、ウエーブやってんな、すごいなと思っていた。ある意味、自分の試合に集中しすぎるのも変なことを考えちゃうと思うので、それはそれでしょうがないな、やってんなくらいのつもりで相手と勝負していた」。

3回戦の相手は地元フランスのユエン・ジアナンだが、完全アウェーの対処も問題なさそうだ。

また平野美宇(木下グループ)、男子シングルスの張本智和(智和企画)も2回戦を突破し、3回戦に進出した。

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