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【新日本・G1】デビッド・フィンレーが竹下幸之介から3勝目「AEWは俺に及ばないヤツらを俺が送り込む場所」

東スポWEB 2024年7月31日 22時32分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」31日山口大会のBブロック公式戦で、IWGP・GLOBALヘビー級王者のデビッド・フィンレー(31)がKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29、AEW&DDT)から3勝目をあげた。

王者と外敵による注目の公式戦は、文字通りの大激闘となった。竹下のレイジングファイヤーをINTO OBLIVIONで切り返したフィンレーだったが、オーバーキルを阻止されると竹下の反撃にさらされた。

強烈なエルボーからのラストライドは、場外でセコンドの外道がレフェリーを引き付けていたため九死に一生を得る。フィンレーが竹下の背後から忍び寄るとシレイリで一撃を加えるが、オーバーキルは決めきれない。

外道との同士討ちを誘われると、ポイズンラナからブルーサンダーボム窮地に。しかしレイジングファイヤーを切り返すと、バックスライドの要領からオーバーキルにつないで、逆転の3カウントを奪ってみせた。

AEWからの刺客を返り討ちにして王者の貫禄を示した。フィンレーは「AEWは俺に及ばないヤツらを、俺が送り込む場所だ。(ウィル)オスプレイ、(ジョン)モクスリー、ジェイ・ホワイト、ジュース・ロビンソン、竹下、それにオカダ(カズチカ)。『デビッド、お前はオカダと対決しなかったのか?』なんて言うヤツがいるが、その通り、アイツは俺に追い出された」と豪語。「今年(1月13日)のサンノゼを思い出してみろ。俺はオカダの頭にシレイリを叩き込んだが、アイツは東京に帰った途端、退団を決めていた。アイツは知っていたからだ。俺がこの団体、この業界で一番危険な男だということを」と主張した。

開幕2連敗を喫したものの、3連勝で一気に白星先行。6人が勝ち点6で並ぶ大混戦に持ち込み、首位タイに浮上した。フィンレーは「俺は自分の目的を果たすまで止まらない。どんな手段も使う。俺が優勝する。憎悪が常に勝利するんだ」と高らかに宣言していた。

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