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【広島】床田寛樹が酷暑の中で2年連続2ケタ勝利達成 真夏のマウンドに手応え

東スポWEB 2024年7月31日 22時34分

2―1と31日のDeNA戦に快勝した広島で先発・床田寛樹投手(29)が7回8安打1失点の好投で、リーグ1番乗りで、今季の10勝目を飾った。

これで今季は16試合の先発全試合でQS(6回3失点)達成を継続と、リーグ屈指の安定感を誇るが、「毎年、どうしても短い回しか投げれない登板とか出てくる」。そこで本人が見据えているのが、夏場以降のパフォーマンスだ。

もともと「体もつりやすい」と気温の高いマウンドでの投球に苦手意識があったが、交流戦後はそんな課題に上げていた部分の対策にも着手。トレーナーや同僚選手からの薦めを取り入れ、発汗や運動で失われるマグネシウムを補給するために食材では「バナナ」、投球中は体に吹きかけるマグネシウムスプレーなどを携帯し、必要に応じて摂取している。

そんな効果もあってか、この日はプレ―ボール時でも気温33度、試合中は30度を下回ることのなかった酷暑だったが、投球中の〝異変〟は皆無だったという。「この夏、行けるんじゃないかと。きょう(体が)つらくなかったのは、自分のなかでも大きいと思います」と、今後も続く真夏のマウンドにも大いに手応えを口にしていた。

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