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【阪神】岡田監督 森下翔太への〝あわや顔面死球〟投球連発に憤慨「伝統の一戦にならんよ」

東スポWEB 2024年7月31日 23時33分

阪神は、31日の巨人戦(甲子園)に、9―6で勝利。4試合連続となる2桁安打を記録するなど打線が奮起した一方で、中継ぎ陣が苦しんだ。さらには、8回に森下に対して〝あわや顔面死球〟の内角球を連発され、岡田彰布監督(66)は「情けないのう」と繰り返した。

打線は初回に相手先発・グリフィンから4安打&3四球で一挙4点を奪取。さらに、1点差とされた6回には中野の右翼線への適時二塁打、佐藤輝の2点適時打などで4点を追加した。前半戦はあと1本が出ず苦い敗戦を味わってきただけに、指揮官も「みんなが満遍なくヒットも出てるからね。凡退しても後ろのバッターがカバーするというか。いい流れにはなってると思うよ」とにんまりだ。

だが、5回2失点でマウンドを降りた先発・及川の後を継いだ中継ぎ陣がパッとしなかった。7回には漆原が1点を奪われ、続くヘルナンデスにも四球を与えて降板。結局、石井を投入することとなり、8回にも富田が四死球と味方の失策で1点を献上し、桐敷にバトンタッチすることとなった。虎将も「もう、今日なんか使う気なかったけどな。情けないなあ、ほんまに情けない。1イニング投げきれんもんな」とあきれ顔。さらに、「フォアボールが絡むから、逃げてるように見えるからな。結局はな。勝ってる時、僅差とかのゲームで、なかなかこんな機会なかったからな。こない投げさせてみたら、やっぱりな、そういうことや」とボヤキが止まらなかった。

また、8回には相手3番手・平内が投じた初球、2球目の直球が、森下の顔面付近へ…。3球目はスライダーでストライクを取ってきた相手右腕だが、マウンド上で何かをつぶやきながら、笑みを浮かべたようにも見えた。これには岡田監督も、「情けない。巨人もな、情けないと思ったわ、俺は。あのノーツーからな、スライダーでストライク取って、なんか笑うてる姿見たら、オマエ。情けないのう。伝統の一戦にならんよ、ハッキリ言うて」と憤慨していた。

それでもチームは、今季2度目の6連勝。大事な3連戦で勝ち越しを決め、首位・巨人との差を1・5ゲームとした。

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